もし今、地震がおこったら、あなたはどんな行動をしますか?
ちいさな子どもがいる家庭、日中子どもが一人で留守番している家など、いざとなったとき、
どのようにして、家族を守りますか?
防災士の川越捷吾(かわごえ しょうご)さんにお話しをうかがいました。
防災士とは・・・ (←詳しくは、ここをクリック)
Q:災害に備えてどんなことをしておくといいのでしょうか?
A:まず、家具の転倒防止に、家族会議です!
《家具が地震で倒れないようにするには・・・》
チェーンや、金具などで家具を壁や天井に固定する。
棚の下に木を挟むだけでも倒れる時間がかせげるので有効です。
災害ミニミニ情報
神戸での震災の時は、約8割が圧死でした。
なんと、棚が倒れたときの衝撃は700kgにもなるんだそうです!
(こわい!!)
7割の人たちは、家の中でケガを負いました。
《家族会議ってどんなことをしたらいいのでしょう?》
家族会議とは、災害が起こった時どうするか予め話し合っておく家族会議です。
家族会議トピック①災害の怖さをわが子にしっかりと伝えましょう。
例1:津波はジェット機なみに速い。河が狭くなるので、宮崎市役所のあたりで、3mの波が10mになる。
例2:地震の仕組みや、ゆれの強さなど。
→ニュースで地震や水害などの災害のニュースが流れた時に話し合うと、より一層子ども達もイメージがつかめます。
家族会議トピック②とっさの時の身の守り方を教えておきましょう。
子どもが一人の時にも役立ちます!
地震のとき
・地震がおさまるのを待つ。※地震は長く続いてもも1分くらい。阪神での震災時はたったの8秒だったそうです。
・テーブルの下などはかえって危険なこともある。固定されたものにしっかりつかまりながら身構える。
・身体をささえながら、頭を守る工夫を。
雷のとき
・大きな木から5m離れる。稲妻をみたらどこにでも落雷する可能性がある。
・身に着けている金具をはずす。ヘアピンでも落雷する。
・家の中に入る。
※災害直後は子どもが精神的にショックをうけているので、しっかりと抱きしめてあげたりするなど、落ち着かせるようにすることも大切です。
家族会議トピック ③災害直後の役割分担を決めましょう。
例えば・・・
お父さん→入り口の確保(玄関の戸を開けるなど。)
お母さん→火を消す。ガスの元栓を閉じる。
子ども→自分の非常用リュックを持ち出す。
災害ミニミニ情報
水害時は、40cm水があれば、ドアは開かないそうです。(水の力は思った以上に強いものです。)
また、災害が起こった時など、いざとなると人は声がでないそうです。災害直後にお互いに声にだして役割を確認する練習をしておきましょう。
家族会議トピック④ 避難方法の確認 をしよう!
1)避難の場所はどこか。
地域で指定されている場所がどこなのかを知っておきましょう。
2)避難場所までどの道順で行くか。
避難場所なで行く途中、ブロック塀がこわれて落ちてきたり、橋が増水していて
渡れなくなっていたりすることもあります。
危険な場所はどこなのかも確認しておきましょう。
家族みんなで、散歩をかねて、避難場所まで危険箇所を確認しながら歩いてみませんか?
3)避難時、何を持ち出すか。
非常食・・・かんパン、缶詰など火を通さないでも食べられるもの。
ミネラルウォーター、缶切り、栓抜き、紙皿、紙コップ、水筒など。
携帯ラジオ・・・予備電池は多めに用意。
懐中電灯・・・できれば一人にひとつ。予備電池も忘れずに。
救急医薬品・・・絆創膏、傷ぐすり、包帯、風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤など。
ちょびんさんからの災害時おススメアイテム
マルチビタミン剤です!
以前、災害にあった方が、避難後、非常食ばかりで 体調をくずし困っていたところ、
ビタミン剤をもらって、とても助かったとのことです。
災害ミニミニ情報
『子どもを持つ家庭で特に用意しておくといい物』
・薬(薬局名も忘れない)、血液型などが分かるもの。
→→喘息など慢性疾患をもつお子さんがいる家庭は必須です。
・紙おむつ、哺乳瓶、ミルク、救急箱 、ウエットティッシュ
・女性用の下着、生理用品
・子どもが持ち出すリュック
→→子どもが好きなもの、気持ちが落ち着くもの。
例)チョコレート、漫画、おもちゃなど。
→→連絡先がかれたメモ
・紐
→→避難時、はぐれないように子どもがつかまるためのもの。
・反射テープ(目盛りのかわり)を張った、1~2mくらいの棒
→→水害の避難時、水の深さを確認しながら歩くことができる。
・手袋
→→手のひら側にゴムが付いているものがいい。
・運動靴
→→避難時、長靴は厳禁!!
・タオル、バスタオル
→→いろいろな用途に使える。
子どもを運ぶとき、担架のかわりにもなる。
非常持出品は定期的に点検を!
いざというときに使えない!賞味期限が切れていた・・・などということにならないように定期的にチェックをしましょう。
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年に一度の非常食パーティー♪たのしく点検・準備ができます。
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川越さんのおススメは
毎年くる誕生日、結婚記念日などの贈り物に新しい非常持出品をプレゼント!!
家族のことを思いあう特別な日にいかがですか。
4)連絡方法を決めておきましょう。
171を知っていますか?災害用伝言ダイヤルです。
→→毎月1日は練習できるので、ぜひ実際に使って練習しておきましょう。
避難するときは入り口に居場所を書いた張り紙を張っておくのも大切です。
災害ミニミニ情報
携帯電話を使う場合は、電話よりメールの方が通じやすいそうです。
家族会議トピック⑤救命救急の基礎知識を学んでおこう。
子どもへの心臓マッサージの方法などを学びましょう。
※心臓が止まった場合、一分間に10%ずつ命が助かる可能性が縮みます。
宮崎では、救急車が来るまでには7分かかるそうです。
止血方法や、ケガ人を運ぶ方法も役立ちます。
例えば・・・・
担架のかわりに子どもにはバスタオル、おとなには毛布と棒2本で運ぶことができる。
寝かせた人がぐらつかないように、横向きに寝かせます。 (横に寝たときに手は頭の下、足を交差させる。)
家族会議トピック⑥近所の人を気遣おう。
隣り近所にどんな人達が住んでいるか、知っていますか?
災害時は、自分の家族だけでなく、近所の人に声をかけるなど、お互いに助け合いましょう。
災害ミニミニ情報
神戸の震災時、9割以上の人達は近所の人達によって助け出されたそうです。
いざというとき助け合えるかが、命を左右します。
自助・互助・協働は災害時のキーワードです。
《川越さんより、お父さん、お母さんへメッセージ 》
災害はいつ起こるかわかりません。神戸の震災は予想されていなかったのに起こりました。
災害が起こらなくて幸いだということを認識しましょう。
子どもに災害時どう生き延びるかを伝えておくことはとても大切。
備えは大切とわかっていてもやらない人が多いですが、 家族を守るために、一歩踏み出してください。
事前対策7:事後対策3です。 防災意識は命の保障です!
《編集者より》
川越さん お忙しい中とても丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
災害に対する自分の考えの甘さを痛感しました。
災害がおきてからではおそい!そのことをしっかりと受け止め、さっそく準備をします!!
《災害の情報がもっと知りたい方は、こちらもどうぞごらんください。》
宮崎県防災・危機管理情報http://www.pref.miyazaki.lg.jp/bousai/index.html
災害マップは、各自治会、市や県の窓口などでもらえます。
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