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このコーナーでは、Dady'S Bar【お父さんのたまり場】の常連が語る「子育てよもやま話」をピックアップして紹介していきます。

しばらくは、コードネーム「UKEUKE」さんと「くまパパ」さんの2人に登場していただく予定です。乞うご期待!


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UKEUKE

小2の息子に買ってあげたウクレレに自分がハマってしまってるお父さん

 
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くまパパ

宮崎市内に住む40歳のシングルパパです


キーワードは「約束」
2009/05/18 月曜日 10:29:25 JST

yugo2009子どもがだんだん大きくなってくると、なかなか答えるのに苦労する質問をしてくるものだ。
特に、大人にとっては当然と思われる社会的な決まり事や慣習についての「なぜ?」には、何と答えるのがベストなのか、一呼吸おいて考える事が多くなった。

 

息子が小2になったばかりのある日、宿題をやっている途中で集中力が切れたのか、手遊びに夢中になりはじめた。当然、それを見ていた親父としては注意をするのだが、逆に「なんで宿題をやらなきゃいけないの?」と質問された。

(ははあ、そうきたか)と思いつつ、パッとあるキーワードがひらめいた!
そこで、逆に、「お前はなんでだと思う?」と質問すると、困った顔をしながら「それは…頭が良くなるため?大きくなって発明家になるため?」と半質問型で答えてきた(息子の将来の夢はドラえもんの四次元グッズを発明することなのだそうだ)。

そのときひらめいたキーワードは『約束』。
そこで、こう答えた。

「それはね。先生と宿題をする約束をしたからだよ」と。
宿題という仕組みを、ほとんどの小学校が取り入れている理由が、『学校で授けた知識を定着させるため』であることは誰にでも分かる。しかし、それは『宿題がある理由』であって、『宿題をする理由』ではない。

宿題をやることで得られる効果はそれとして、宿題をするという行為そのものは、先生との約束の上に課せられた『仕事』、ととらえた方がいいのではないか。

もちろん、「先生とそんな約束してないよ」という子がほとんどだろう。でも、「この宿題やってきてね」と言われて、「ハイ」と答えれば、立派な約束だ。ビジネスの世界でも口頭契約は正式な契約である。

子どもには「やりません」と答える選択肢は無い、という人もいるだろう。でも、それが社会なのである。「やりません」と言ったって本当はいいのだ。先生の方にその答えを正しく受ける準備はないかも知れないが(苦笑)。

約束の公正さには、立場の違いが大きく影響する。しかし、立場を決めるのは社会ではなく、本当は自分なのだということを知って欲しい気がする。


私は、息子がもっと小さいときから、「この世で一番大切な事は約束を守ることだ」と言ってきた(つもりである)。

 

社会のルールは、全て『約束』の上に成り立っている。それは、『約束』という行為が、堅い信頼関係を表す手段であるためである。

『ルールを守る』ということは、『社会に対してルールを守るという約束をして、その保護なりサービスなりを享受している』ということだと考える方が、分かりやすい。

人が生きて行く中で、最も傷つくのは、約束を破られたときのような気がするし、最も嬉しいのは、約束を守られたときなのではないかと思う。

いじめられて傷つくのは、『仲間だと思っていたのに裏切られた』というケースが大多数ではないかと思うが、それも『同じコミュニティにいる者同士は仲良くする』という暗黙の約束を破られた、という要素が大きいのではないだろうか。

『約束』というキーワードは、魔法の言葉のように、子どものほとんどの疑問にすっきり答えてくれる。
いろんな規則を守らなければならないのは、それが規則だから守らなければならない、と言うのではなく、『その社会の人たちみんなと、その規則を守るという約束をして、その社会に加わっているから』だと言った方が分かりやすいし、納得もする。

 

いつもいつも「規則だから…、決まりだから…」と言い続けて、子どもの行動を縛ろうとすると、その規則を『人が勝手に作った自分を縛る息苦しいもの』と考えるようになって、「なぜ規則を守らなければならないのか!?」となる。

そこでまた「規則だから…」の繰り返しでは、子どもには理解できない。

でも、『約束』なら、それを守らなければならないということは分かる。

どんな世界でも、人が生きて行くには、『約束を守る』というのが大前提なのだ。


僕は、この「約束」という言葉を、水戸黄門の『印籠』のように使っているのである。

 

☆この記事のライター:UKEUKE

最終更新日 ( 2009/08/11 火曜日 23:55:29 JST )
 
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