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今回、ピヨコがお邪魔したのは宮崎市内にある「共同保育所ポッポの家」。
こちらの園では、給食に無農薬野菜や添加物の少ない食材を選ぶなど素材からこだわっているそうです。
調理担当は保元先生。
実はお孫さんがこの保育園の卒園児。
お孫さんが在園中に、園から依頼を受けて以来、ずっとポッポの家で給食を作り続けています。
調理師の免許を取ったり、お孫さんがアレルギー疾患があったため、除去食も勉強されたそうです。
プライベートでは、最近、健康のためピラティスを始めたという保元先生。
子どもたちに負けないくらいパワフルです!
そんな保元先生に給食についてお話しをうかがいました。
野菜は週に1度、綾町から無農薬野菜が届きます。
他の食材はグリーンコープや生協などを利用して、なるべく添加物の少ないものを選ぶようにしています。
たとえば、砂糖は漂白の少ない三温糖を使用します。おやつ用にはきび砂糖や黒糖を使用しているんですよ。
そして、旬のもの、色んな素材を小さい頃から食べさせたいと思って選んでいます。
まず、メインをお肉の日、お魚の日、パンか麺か味つきのご飯(カレーなど)の日と分けています。
保育園の1週間で言えば、火曜日はお魚、金曜日がパンか麺・味つきご飯の日となっています。
月に数回同じメニューがめぐってくる園もあるようですが、ポッポの家はそれはないですね。
大きな園や学校とは違って、工夫ができるので頑張っています。小さな園なので小回りがきくんです(笑)
レシピについては、料理の本を参考に子どもたち向けにアレンジしてきました。
それをファイルやノートにまとめて保存しています。
私がこの園で調理を始めて十年、今年レシピの見直しを検討しているところです。
また、保育士の先生や保護者の方から新しいレシピも募集しているんですよ!
素材でいうと、例えば、筍は穂先を使うようにしたり、アスパラを使うサラダ料理では食べなれたきゅうりを混ぜたりと子どもの食べやすさを優先しています。
ポッポの家には0歳~6歳までの子どもたちがいますので、年齢によっても食べやすいよう工夫が必要ですね。
例えば未満児のうさぎ組さんたち(1歳半~3歳)には特に食べやすいように、できた料理を細かく刻んであげています。
卒園児で野菜をまったく食べない子がいたのですが、そのときは具沢山の野菜の味噌汁で慣れさせて、お味噌汁の野菜が食べれるようになったら次はサラダへ・・・とその子のペースに合わせたこともありましたよ。
卒園する頃にはなんとかみんなと同じように食べてくれるようになりうれしかったことを覚えています。
最近の子どもたちはスナック菓子を食べなれているのか、素材そのものの味をいかしたものはなかなか食べないですね…
そこが悩みのタネです。
昔はよく食べてくれたふかし芋。素材の味だけでは食べてくれなくなっています。
でも、「成長期はおやつも食事のひとつと考え栄養のあるものを手作りで」、とこだわって作っています。
人気のおやつは「じゃこトースト」。昔からの定番「マカロニあべかわ」も人気ですね。
※マカロニあべかわとは、ゆでたマカロニにきな粉砂糖をまぶしたものです。
昔からある、保育園のおやつの定番。試してみてね!
衛生面はとにかく殺菌作用のある石けんで手を洗います。
素材としては、夏は食欲が落ちるので、のどごしのよいものを取り入れるようにしています。
おやつも夏はゼリーやみるくっこ(牛乳で作ったわらび餅風のおやつ)など冷たいものが人気ですね。
料理にはごま油をすこし使用すると食欲がわくと思いますよ。
病気できないですね(笑)
私が倒れたら、子どもたちのご飯が・・・と思うと風邪もひけません。
それと検収の作業。
仕入れた材料に問題はないかチェックし、材料のひとつひとつをビニールに入れて保存しておくんです。
万が一、食中毒が発生した場合に、その原因究明の資料とするため、毎回実施しなければならない作業です。
毎日なので大変ですが大切な作業なので手は抜けません。
この園は、もともと宮崎市で初めて、働くお母さんが作った共同保育所なんです。
今も働いているお母さんが多くいらっしゃるので、毎朝、親がお弁当を作るのは大変ですからね。
それと、子どもたちにとっても、みんなで同じものを食べていれば、苦手なものもお友だちが食べている姿を見て、頑張って食べてみようかなという効果もあると思います。
子どもたちがたくさん食べてくれたら、給食を作る苦労は吹っ飛びます(笑)
子どもたちから「今日の給食、美味しかったよ~」と言ってもらえると本当にうれしい。
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