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2008/03/01 土曜日 06:56:17 JST |

子どもと接して考えた「子育て」
みやざき子ども文化センターで行われている「まちかど体験館」で子どもたちと接するようになってから約半年ほどが経過した。
これまでは子どもと接した経験がほとんどなく、最初は不安だったが、今では部屋に入るなり「はかせー」と呼ばれ楽しく遊んで(こき使われて?)いる。
さて、前述の通りまちかど体験館で子どもたちと接するようになったわけであるが、子どもと接することによって多くの考えを得た。そのことについて述べてみたい。
まず1つめは、子どもや教育に関する興味関心を持ったことである。
子ども・教育関連の新聞記事やテレビのニュースなどは今までなら素通りしていたが、それを興味を持って見聞きすることで子どもの教育に対する自分なりの意見を持つことができるようになった。
この興味を持つということは重要で、勉強でも遊びでも興味を持って取り組むことで、それを持続させる力となると思う。
子どもが興味を持って様々なことに取り組めれば、子どもの能力を大きく伸ばせるのではないだろうか。
2つめは、固定概念や考え方の柔軟性を学んだ。
ある日、絵を描いている子がいた。
何を描いていたかは忘れてしまったが、その描いている物体の色は大人の常識的な考えではその色ではあるはずがなかった。
そこで、その色を使う理由をたずねたところ、その子なりの明確な答えが返ってきて、「なるほど」と感心した。
おそらく自分も子どもの頃はそのように柔軟な考えをしていたのだろう。
いつの間にか固定概念に縛られた大人になってしまったらしい。
柔軟な発想は創造・進化の源である。
柔軟な発想から生み出された新しい考えや物は私たちに快適な生活や幸せをもたらしてくれるだろうから、子どもの考えを大人の常識に当てはめて否定するのではなく、新たな発想として受け入れることが重要と思った。
3つめとして、子どもの素直な考えを学んだ。
順番やおもちゃ・道具の使用をめぐってケンカをすることはあるが、少しのわがままであったとしても自分だけが良い思いをするためにうそをついたり他者をだましたりすることはない。
表現不足で相手を傷つけてしまうことはあっても、すぐに仲直りして一緒に遊ぶことができる。
故意に他者を傷つけることはない。
見たものをそのまま表現できる。
相手の顔色をうかがって事実とは異なる表現をすることはしない。
しかし、大人は多かれ少なかれこれらのことをしている。
その結果、人は自己の利益のために平気で他者を貶(おとし)めるような歪んだ社会構造ができあがってしまったのではないか。
子どもの素直な考えは将来にわたって持ち続けてほしい。
子どもたちと接するようになってから本当に多くのことを学び、自分が子育てをする際には、子どもが自身の素直な心や柔軟な発想を維持しつつ、多くのことに興味を持って学び、取り組めるような子育てをしたいと思った。
また、まだ子どもを持たない人が、できるだけ多く子どもと接し、そこから多くの考えを得て子育てに役立てることができるような社会の仕組みを作ることが必要ではないかと思った。
良い子育ては幸せな社会につながるのではないかと思う。
神山 智也
2008/03/01
【第1回】神山 智也さん 【第2回】井上 志保さん 【第3回】新名 典忠さん
【第4回】奥野 克美さん 【第5回】海江田 和子さん 【第6回】神田 猛さん
【第7回】折田 安史さん 【第8回】奥村 遊さん 【第9回】土田 浩さん
【第10回】日高 亜矢さん
【第11回】後藤 隆宏さん
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最終更新日 ( 2008/03/28 金曜日 10:34:35 JST )
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